2013年12月8日 今日の小さいふ。プリミティブ

こんばんは、WEB担当のくすどです。
今日の小さいふ。はプリミティブ。
表はブラウン牛革にシボ状の型押しと菱形の模様。
中はパープル・ブラウン・ミントと
アースカラーを基調に自然の強さを感じさせるカラーリング。

プリミティブ、とはネイティブ（土着）よりも古い「原始的」という意味。
縄文時代の土偶などはプリミティブアート、とも呼ばれています。
あの太陽の塔を作った岡本太郎さんも
そんなプリミティブアートに強く惹かれたと言われます。
オーストラリアの先住民、アボリジニの方の作品など
人間という生き物の純粋なエネルギーの発露のような
制御されていないパワーに若干の不安を覚えつつも
その純粋なパワーには人間の感情を揺さぶるものがあります。

クアトロガッツの革小物には曲線が多用されていることをご存知でしょうか。
あのサグラダファミリアを設計したアントニ・ガウディは
「幾何学から生まれる形は非常に卓越性があり明確である。
形がより完璧であれば装飾はいらない。
彫像による演出は必然的なディテ－ルの為の浮き彫りであって装飾ではない。」
という言葉があります。
生物のフォルムは全て曲線であり、
その美しさは過度の装飾がなくとも輝くものだと思います。

私たちも芸術家のモノ創りに対する哲学を学び、
100年以上愛されるものを創れるように
日々の制作活動に励んでいきます！

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