削る。

こんにちは、製作担当のあつみです。

9月も半ばを過ぎて、朝晩がかなり涼しくなってきました。
工房ではルーティンに負けじと毎日フル回転で製作しております。

さて、新たなミシンもフル稼働しているのてすが、どうやら天板の角に当たって革の吟面(表面のこと)にキズが入っておりました…。

革は伸びた爪など、本当にちょっとのことでキズが入ってしまいます。

使い続ければ味になるのですが商品としては販売ができません…。

これはこれはと天板を外してグラインダーでおおまかに削り、ヤスリで磨きあげて丸みを持たせました。

これでもうキズはつきますまい。

昔の職人さんは道具を自分の使いやすいように加工したり、場合によっては工具そのものを作っていたと聞いたことがあります。

道具を大切にしなければ絶対に良い商品はできません。
メンテナンスを怠らず、道具を大事にしてこれからも日々精進してゆきます☆