2015年1月25日日曜日
2015年1月25日 今日の小さいふ。平和の使者ティラピア
こんばんは。中辻大也です。
今年から今日の小さいふも持ち回り制になりました。昨年まではくすどが担当していたのですが、こうして小さいふに向き合って様々考える事で、文章力もつきますし、革への知識も深まる。
という事で僕の一発目は【平和の使者ティラピア】
この小さいふ、横に向けるとお魚のうろこみたいでしょ。。。シーラカンスにしようか迷ったのですが、愛着のあるティラピアにしました。何故、平和の使者なのかは記事の後半で・・・・
何故ティラピアに愛着があるかと言いますと、その昔ガッツでは「魚の革」なるもの
を多用していた時期がございます。
今でもガッツの秘密基地の秘密の場所に保管しているティラピアの革がこれです!
なかなか発色も綺麗で僕は凄く好き。
旅先で見つけた素材ですがこれいいなぁと思ったのは実在はしないですが【龍】のうろこみたいだなって。エレガントでカラフルだなって。思ってドカッと買っちゃいましたのです。
これで様々創ってみたのですが泣かず飛ばず・・・・・
それはともかくティラピアと言う魚は原産地はアフリカのナイル川流域と言われておりますが、もしかしたら僕世代から上の方は食べた事があるかも???
「ティラピア???そんな魚初めて聞くし食ったことね~よ!」
な方がほとんどかもしれませんが、食品の産地表示など・・・・今は非常に厳しいですが、10年以上前は今ほど厳しくはなく、消費者である僕たちもそんなに気にしていなかった時代「昭和」。
ティラピアはスーパーのお魚売り場や、回転すしなどで「チカダイ」や「イズミダイ」というネーミングで販売され日本でも消費されていました。しか~し!!!鯛=海水魚、ティラピア=淡水魚 なので生息地もまったく違う!かなり流通していたそうなので知らず知らずのうちに食べているかもですね。
ティラピアだからダメ!鯛だからイイ!という事は全くなく、肉質は肉厚で臭みもなく、白身で非常に美味しい魚ですよ☆(バンコクで食べました)
ただ、鯛というネーミングで若干だましだまし販売と言うのがよろしくないという事ですよね。ただ、「チカダイ」や「イズミダイ」というネーミングなので「鯛」ではない「ダイ」なのですという言葉のマジックなのでしょうが。
好奇心旺盛な僕は「チカダイ」の寿司始めました!と言われるよりも「ティラピア」の寿司始めました!と言われた方が「おおっ!!なんだそれ!」となるんですけどね~。
このティラピア、日本とタイ王国を繋ぐ平和の使者でもあります。
1960年代、タイ王国は食糧危機に襲われました。その事を知った魚類学者でもある皇太子明仁親王は養殖のしやすいティラピアを50尾タイ王国に贈りティラピアの養殖を提案。タイ政府はそれを受け、現在では庶民の間でもひろく食されています。1973年バングラディッシュの食糧危機の際にも日本政府はティラピアを50万匹贈ったそうです。
調べてみると今でも平和の使者は流通しているみたいですね(笑)
今日の小さいふ。はこちら
小さい財布の小さいふ。
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